出版社内容情報
グローバリゼーションは、社会教育を語る上で必須のキーワードとなった。本書は、多文化教育、持続可能な開発の教育などグローバリゼーションとかかわる社会教育理論と実践をまとめた。社会教育関係者必読
目次
第1部 グローバリゼーションとは何か(グローバリゼーションと“子ども”の再制度化―児童労働をめぐる論争を中心に;グローバリゼーションのもとにおける地域づくり―新たな協同と学習の可能性 ほか)
第2部 グローバリゼーションに向き合う論理と実践(世界と地域を結ぶ学習活動における世界認識の変化―地球市民アカデミアの事例を通して;地域から創り上げる多文化共生教育の理念―「川崎市在日外国人教育基本方針」制定課程を中心として ほか)
第3部 持続可能な開発のための教育(ESD)(成人教育からみた持続可能な開発のための教育の意義と可能性;国連持続可能な開発のための教育の10年(UN‐DESD)における社会教育の課題 ほか)
第4部 グローバリゼーションのもとでの社会教育学研究の課題(「世界社会フォーラム」と成人教育―「もうひとつのグローバリゼーション」のための教育は可能か?;グローバル化・地域化・国際化のもとでの生涯学習の意義と課題―欧州連合の教育訓練政策を中心として ほか)