内容説明
本書ではより望ましい対人関係を図るためのコミュニケーション学習という観点から、理論的な考察を踏まえた上でその実践例を示していく。
目次
第1章 対人コミュニケーション教育の必要性(対人コミュニケーションが成立する前提;文脈(コンテクスト)解釈能力と対人コミュニケーション ほか)
第2章 「語り物」による道徳の授業(コミュニケーション活動の基盤としての道徳性;完成品が与えられる現代社会 ほか)
第3章 プラス思考によるフラストレーション・トレランス・トレーニング(欲求不満耐性訓練)(フラストレーション・トレランスの衰退;フラストレーション・トレランス・トレーニングの理論的考察 ほか)
第4章 メディエーション学習(メディエーション学習とは;メディエーション学習による第三者的視点の獲得 ほか)
著者等紹介
鑓水浩[ヤリミズヒロシ]
1959年生まれ。聖徳大学大学院児童学研究科修士課程修了。現在、千葉県公立中学校社会科教諭。専攻は対人コミュニケーション教育。日本道徳教育学会教育思想史学会所属
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