創元推理文庫<br> 冬のさなかに―ホームズ2世最初の事件

創元推理文庫
冬のさなかに―ホームズ2世最初の事件

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488296018
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

一発の銃声とともに踏みこまれた下宿の一部屋で、殺され剥製にされた大家の死体が発見される。流言蜚語が飛びかう中、スミス女子大学で論理学を講ずるマールと教え子フェイが見いだした巧緻なからくりとは。不朽の名探偵シャーロック・ホームズと女傑アイリーネ・アドラー、二人の天才を両親にもつ宿命の女性マールが鮮やかな推理で怪異な事件の真相に迫る。謎解きの醍醐味。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽま

5
個人的には、初の二世モノのホームズ・パスティーシュ。主人公はシャーロック・ホームズの娘ことマール・アドラー・ノートン。名前で解る通り、母親は「あの女性」アイリーン・アドラーであり、その夫ノートンは育ての親である。彼女は大学の論理学の教授であり、教え子フェイがワトスン役を務め、とある殺人事件を追いかけることとなる。ホームズ・パスティーシュを期待して読むと中盤に若干の中弛みを起こすが、終盤にかけての父娘の対面は爽やか。ワトスンのナイスフォローには喝采。2012/11/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/89014
  • ご注意事項