希望―命のメッセージ

電子版価格
¥1,232
  • 電書あり

希望―命のメッセージ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784487805686
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読むと元気になる鎌田實初の写真エッセイ集。強くて、あたたかくて、優しい国をとりもどそう。子どもたちの夢と希望をとりもどそう。

命がなかった地球に命が生まれた奇蹟。
その命がつながっている不思議。
人は一人では生きてはいないということ。
勉強できるすばらしさ。生きぬくための哲学を書こうと思った。
被災地を歩いていて、小学校の壁に習字の「希望」という字を見つけた。
なかには亡くなった子もいるという。
この子の分まで、ぼくたちは「希望」を持ち続けないといけないと思った。
希望あふれる社会をつくりたい。

強くて、あたたかくて、やさしい国をとりもどそう。
子どもたちの夢と希望をとりもどそう。

読むと元気になる
鎌田實初の写真エッセイ集

※この本の印税はすべて、JIM-NETを通して被災地の子どものために使われます

内容説明

強くて、あたたかくて、やさしい国をとりもどそう。子どもたちの夢と希望をとりもどそう。読むと元気になる写真エッセイ集。

目次

第1部 東日本からの命のメッセージ(子どもたちの3月11日)
第2部 支援、命、希望について(子どもたちを支える;命の尊さについて;希望について)
第3部 イラクからの命のメッセージ(限りなき義理の愛大作戦/イラク関連年表)

著者等紹介

鎌田實[カマタミノル]
医師・作家。1948年東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。36年間、医師として地域医療に携わり、そのかたわら、チェルノブイリ救援活動、イラクへの医療支援にも取り組む。1991年より20年間、ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ94回の医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援(JCF)。2004年にはイラク支援を開始し、イラクの4つの小児病院へ毎月300万円の薬を送り、難民キャンプでの診察等を実践している(JIM‐NET)

佐藤真紀[サトウマキ]
1961年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。ブリヂストン勤務中に、青年海外協力隊参加。イエメン、シリアで活動。1999年から国連ボランティアでエルサレムに派遣。日本国際ボランティアセンターで中東事業を担当。パレスチナ、イラクに滞在。2004年に鎌田實や鎌仲ひとみ(映画監督)に呼びかけJIM‐NETを立ち上げる。医療支援に加え、イラクの子どもたちの絵を使った取り組みが好評。現在、JIM‐NET事務局長、JCF理事、学習院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

2
瓦礫の山、何もない景色に「ひどいなぁ」「つらいなぁ」と感じる写真もたくさんあります。その中にも、希望を見つけ寄り添おうとする鎌田さんの姿勢を感じる写真エッセイ。 「希望とは、本人が自ら見出すべきもので、他人が勝手に『希望を持て』などと言うべきことではないのです。そして、ぼくたちが本当にするべきことは、希望を見出すきっかけを創出することなのです。」 鎌田さんのメッセージは、被災者だけじゃなくて、それを支えていこうとする私たちにも向けられています。一番、沁みたのがこの言葉。 2011/12/07

しゅんぺい(笑)

1
鎌田實さんの写真つきエッセイ。 前半は大震災、後半はイラク戦争の戦禍について。 写真がほとんどなので、すぐ読めます。 学校の黒板を、生存を知らせる掲示板に使ってる写真がいいなあと思った。 読み物というよりも写真集っぽいので、鎌田實さんのしっかりした本をもっと読みたくなった!2011/10/07

ふわふわ♪

0
東日本からの命のメッセージ/支援、命、希望について/イラクからの命の メッセージ– 強くて、あたたかくて、やさしい国をとりもどそう。 子どもたちの夢と希望をとりもどそう。読むと元気になる写真エッセイ集。 11年9月に発行されていたものですが、この三月に図書館で見かけて手にしました。 ※この本の印税はすべて、JIM-NETを通して被災地の子どものために使われますということで、購入。何度も何度も開いては見、見ては読み...しています。 ただただ– 多くの方に読ん2013/03/07

愛希穂

0
写真が多く掲載されいて、東日本大震災の残した傷跡を伝え、でも負けずに希望を持っていきたいと、静かに語りかけてきます。 日本はまだまだ困難の中にあるけれども、何度でも立ち上がって、希望を持って、あたたかくてやさしい国、日本を取り戻したいと訴えています。 ところどころ添えられているエピソードに涙がこぼれそうになります。 「奇跡を疑わない」 南三陸町の、津波で倒壊してしまった小学…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2011/10/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4059374
  • ご注意事項