感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イロハニ
17
新書版より稍小振り厚み1センチ。が内容は薄くない。牛・豚・馬・鶏・合鴨を各正・内臓肉に大別し更に各々の部位を255字弱で解説その内容も擬態語やザックバランさも有り決して短調な説明文ではない。牛・豚・鶏の各品々紹介は稀少な部位も含まれ大抵の専門店の品書きでも網羅している筈。別称の掲載も良い、例えば豚の胃はガツだが別称の豚ミノも索引で引けば同じ頁に行き着ける。馬の臀腿肉の紹介が皆無なのが残念だ。他に豚の耳脚…これらは焼肉では用いないが…それらが掲載されても不思議で無い程緻密な内容だ。焼肉・韓国料理探訪のお供に2023/06/14
白義
16
焼肉のお供に読むのにうってつけ、いつも何気なく頼んでいる部位の総全集で牛と豚だけでなく、馬に鶏、おまけに鴨までいる網羅性、最低限の裏事情とやけに力の入った味の解説、うんちくと飯テロのバランスが良く取れた読んで楽しい手帳。鶏のもも正肉に対して「新鮮な赤みにうっすら脂肪が差した様子は、羞じらう少女の頬のように甘やか」なんて食欲により分泌された胃酸で脳細胞を溶かしてそうな絶妙な頭の悪さにはなかなか笑ってしまう。特に焼き鳥の写真の気合の入れかたがすごく白ぎもやちょうちん、めぎもまで希少部位も写真付きで網羅している2017/01/06
Wisteria
7
漠然と「ハラミ大好きー!」とか言いながら焼肉を食べていたけど、ハラミって何さって考えると実はよく分からなかった。大分知識が深まった。美味しい焼き加減を把握しているのもすごく大切。2022/02/09
MAT-TUN
7
焼肉に臨む前に必読すべき書。焼肉のバイブルと言ってよいでしょう。牛のみならず、豚、馬、鴨などもカバー。牛のシルエット+部位の図がすべてのページついていて、わかりよい。東京書籍を見直した。2012/03/20
Lc
6
焼肉に行くとき持っていけば、人気者になれること間違いなし。ただ、写真が生肉なので読むコンディションを整えるのが必須です。2011/11/07