内容説明
流転の運命と響き合う柳田国男の詩学への扉。キルケゴール、プルースト、カフカらの言葉を手がかりに、日本民俗学の巨人の魂に新たな光を照射する。
目次
極私的民俗学入門
柳田というハタケ
百年勤続の小作人
そを聴きにゆく
神聖平人喜劇
お座敷ワラシ列車
俗聖
大和魂
オカシとアワレ
散歩党〔ほか〕
著者等紹介
室井光広[ムロイミツヒロ]
1955年福島県南会津生まれ。早稲田大学政治経済学部中退、慶應義塾大学文学部卒業。88年に『零の力』(講談社)で群像新人文学賞評論部門を受賞。94年に『おどるでく』(講談社)で芥川龍之介賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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