内容説明
1998年にハーバードビジネススクール(HBS)を卒業した3人の若者は、大企業での高収入の仕事を捨て、自分に賭け、起業をした。10年後、彼らは莫大な利益と多くの雇用を生み出し、社会に変化をもたらした―。HBSの教授や卒業生、関係者への取材をもとに、3人の起業家の10年間を克明にたどる。彼らはどうやってアイデアを生み出し、チームをつくり、会社を立ち上げ、夢を実現させたのか。彼らの「ケーススタディ」から導き出された成功のルールとは。
目次
HBS入学まで―生い立ち
卒業まで―ハーバード
1年目―就職
2年目―挑戦
3~4年目―激震
5年目―復活
6年目―飛躍
7年目―変化
8年目―転機
9~10年目―新たなステージ
次の10年へ―危機を乗り越えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
29
1996年、1997年の二年間をハーバード・ビジネススクールで過ごし、その後企業を行ったマーラ、クリス、マークの三人をケースにして、入学から卒業後10年間にどのようにしてきたかを調べ、そこから成功するための10個の規則を導き出したもの。 その10個の規則は48〜49ページに書かれているんですが、ケースを読まないと実際に腹落ちはしないでしょうね。2022/08/30
中島直人
13
(図書館)一番印象に残ったのは、リーダーシップを学ぶ、こと。誠実であること、明快であること、そして熱意があること。あとは成功に至る各々の人生譚。感動するし、刺激にはなるけど長続きしない。一つだけでも真似してみて、自分にとっても意味があるのか試してみたい。2018/03/20
poke
5
ビジネススクール入学前から卒業後の10年のドキュメンタリー。起業することへの想い、目の付け所、苦境やリスクへの対処方法など、3人のリアルな姿が描かれていて興味深かったです。3人とも自身の興味のある分野にすすんでいて、それもまた成功の重要な要素なんだろうな。2017/07/23
6 - hey
4
合間合間にある教訓が面白く、また軍人クリスさんのサクセスストーリーが面白かった。ただ、読んで思った感想は、ビジネススクールって必要ないのでは…というもの。う~ん。2012/11/07
のぞみ
2
自分はまだまだ若い。何でもできるじゃないか、と言い聞かせる。2012/10/31