内容説明
「自分探し」としての新宗教1980‐1995。「イエスの方舟」「エホバの証人」「真理の友」「統一教会」「幸福の科学」、そして「オウム真理教」。これらの新宗教が指し示す「現代」とは何なのか。
目次
序 「オウム現象」をめぐって
1 オウム真理教をどう考えるか(情報化された身体;ニューエイジとミーイズム;オウム現象と子どもたちのこころ;自分探しの旅の行方 ほか)
2 新宗教現象 1980‐1995(「イエスの方舟」の現象学;女性誘拐という主題;漂流について;死の行進―「エホバの証人」の輸血拒否事件 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寛生
48
【図書館】あまりにも杜撰な構成と編集。英語でいうredundant, repetitive。同じフレーズを幾度も繰り返している。大切なメッセージがあるにもかかわらず、読み手としてのこちらに、書き手が真摯に向き合ってくれていないという印象。あとがきに本書の二部からなる構成についての言及があるが、それにもかなり驚く。僕は全く異なる議論だと想うし、もう少し丁寧に慎重に議論を展開すべきことだと想う。すべてを十把一絡げにして「オーム現象」と呼んでいるが、これこそ、無責任な占い師のような発言だという気がする。2015/01/16
i-miya
2
■[読書中]★芹沢俊介『「オウム現象」の解説』(筑摩書房)2008.03頃.- 10:58 2008.05.03 読了 2008/05/03
i-miya
2
■[読書中]★芹沢俊介『「オウム現象」の解説』(筑摩書房)2008.03頃.- 10:58 2008.05.03 読了