内容説明
中国で迎えた終戦の記憶から極貧の美大生時代まで、夫婦の恐るべき実像から楽しい本の話、嘘みたいな「或る女」の肖像まで。愛と笑いがたっぷりつまった極上のエッセー集。
目次
1(薬はおいしい;お月さま;「問題があります」まで ほか)
2(大いなる母;いま、ここに居ない良寛;子どもと共に生きる目 ほか)
3(北軽井沢、驚き喜びそしてタダ;幸せまみれ;役に立ちたい ほか)
4 特別附録(或る女)
著者等紹介
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年、北京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、白木屋(デパート)宣伝部に入社。のちに退社しフリーとなる。1967年から約半年間、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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