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片想い百人一首

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480814319
  • NDC分類 911.104

内容説明

「月光は十九の胸にさし入りぬわが身ひとつの秋にはあらねど」百人一首が盛んな津和野に生れ育った著者が、思いの丈をこめて作った、安野版百人一首+エッセイ。

目次

歌かなし終戦の夜は歩哨にてわがころもでは露にぬれつつ
小春日に乙女の色のひるがへりころもほすてふ天のかぐ山
旅の宿窓うつ氷雨行く秋のながながし夜をひとりかも寝む
伏流の神酒たてまつる大観の富士の高嶺に雪は降りつつ
村祭りはじめて紅をさす子らの声聞く時ぞ秋はかなしき
うた響くアルバイシンの家並みの白きをみれば夜ぞふけにける
シエナではワインの色に酔ひたまふ三笠の山にいでし月かも
わが庵は姥捨山の麓にて世をうじ山とひとはいふなり
黒髪の色あせぬ間と思ひしにわが身世にふるながめせしまに
たとふればイスタンブールの人混みは知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕