妖怪天国

妖怪天国

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784480813077
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

1 妖怪病(妖怪さま;妖怪とぼく;「妖怪ひだる神」のこと;河童つき;法田のキツネ ほか)
2 天国病(奇妙な静寂;“生か死か”だけが青春だった;天国をのぞいた!;悪友“楽園”くん;南方の安らぎの国 ほか)
3 締切病(体力;子どもの国のガキ大将;ぼくの“超能力”;人生に幸福とよばれるものはない;ぼくのキリフダ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

75
水木さんの十年間くらいにわたって書かれたものを集めたエッセイ。妖怪や伝承に関するはもちろんのこと独自の持論人生観が小気味良い文章で楽しめる。妖精に関する話もなるほどなと頷け面白かった。収集癖のお陰で家族共々大変な目にあったエピソードはとても気持ち悪いが笑える。楽園をずっと探していた水木先生。今は理想の楽園でのんびりとしておられるのだろうな。2018/08/30

myunclek

9
妖怪の話ばかりかと途中で挫折しかけたが、摩訶不思議な世界から人生の真理らしきものが垣間見られるようになり読了した。老いて死に向かう人間の姿には、納得もさせられたような。2018/09/05

ころころ

1
水木先生、面白いです。すごいです。 こんな学校の先生がいたらいいのに・・・ 特に睡眠に関しての水木先生の考え方は素晴らしいです!! 是非我が校に来ていただきたい・・・(笑) 水木先生の絵が大好きで読んでみたけど なんとも私のツボをついてくるものばかりです♪ 発行は私が生まれる前! こんな素晴らしい本に出会えた幸せを♡ 水木先生大好きですっ!!!2013/10/16

renren

1
深いなあ…。幸福について、死ぬこと生きることについて、しみじみとキます。センセイは人間と世界との共存のため妖怪族から使わされた使徒なのです! /(死線を彷徨った戦争から帰って)「平和な空気を吸って人間の食うものを食っていれば、それが天国。ところが三年たち四年たつと、それが当たり前になってしまい、ニコニコはいつしかニヤニヤとなり、だんだん欲望が出てきて不満が出るようになった。そして顔から笑いが消え、いつも不満を持つ顔になり、ニコニコの代わりに意味もなくイカリがこみあげてくる人間になってしまった。」 2012/04/19

Yoshim!nt

1
水木先生はやはり偉大な人です。2010/07/11

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