談往閑語

談往閑語

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  • サイズ B6判/ページ数 291p
  • 商品コード 9784480812322
  • NDC分類 914.6

内容説明

留学のころ、上海で何度も会った最晩年の魯迅、今は亡き肉親と日中の師友、40年ぶりの中国や欧米への旅―。折にふれて書かれ語られた思い出と印象から、その人柄と学風がおのずとにじる出る。繊細で伸びやかなエッセイ集。

目次

兄について―2、3の瑣事
京大図書館と私
書道の趣味
心の履歴―師友誘掖の恩
内藤湖南先生の追憶
鈴木虎雄先生のこと
豹軒先生の詩学および詩風の一端
武内義雄先生の追憶
青木正児先生『江南春』解説
吉川幸次郎博士を悼む
経学から文学への道程―私の見た吉川博士の学問
私の悔恨―高橋和巳君を悼む
武部利男君『李白の夢』序
平原君のことば
唐詩の散歩
三笠の山に出でし月かも
魯迅の古典研究―特にその前半生における
北京から南京まで―40年前の旅行の思い出
趙元任先生の追憶
留学の追憶―魯迅の印象その他
桑原文庫とロストホーン文庫
私の見た欧米の東洋学
40年ぶりの中国