内容説明
新ハムレット、佐渡、風の便りなど14篇、すべて初出誌・紙を底本とした初めての全集。作品の配列は作者の執筆脱稿年月日順。全巻に詳細な作品生成過程を述べた解題と綿密な校異を収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
myunclek
15
読む方も、大作だと意識して構えて本に対するよりは暇つぶしにでもと手に取った本が意外に心に残ることが往々にある。太宰治自身も文中で語っているが、彼の作品にも言えそうだ。2015/03/09
あとーす
1
「ろまん燈籠」が出色。新ハムレットはちょっと読むのに疲れる。風の便り、恥、律子と貞子などがおもしろい。2014/12/12
Tonex
1
だんだん読みやすくなってきた。面白かったもの。令嬢アユ、千代女、新ハムレツト、風の便り、誰、恥、新郎、十二月八日、律子と貞子、待つ。2013/08/18