ちくま文庫
ニッポン若者論―よさこい、キャバクラ、地元志向

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480426956
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

内容は後日登録

内容説明

地元が好きで、よさこいを踊り、スピリチュアルを信じる「ジェネレーションZ」世代。バブルのさなかに生まれ、小学校入学時にはバブルが崩壊、その後の「失われた10年」とともに青春期を過ごした彼らの生態は、これまでの「戦後」の常識では捉えることができない。人気職業ベストテンにキャバクラ嬢がランクインしたことでマスコミを騒がせた話題の書『日本溶解論』を全面改訂。大幅に加筆し、ついに文庫化。

目次

はじめに ジェネレーションZとは
第1章 地元志向―格差固定社会における自己肯定感の根拠
第2章 キャバクラ嬢になりたい女子―雇用危機が生む新たな職業選択
なりたい職業別インタビュー
第3章 スピリチュアルにはまる若者―「近代」の「解凍」の時代における「凝固」
第4章 よさこいを踊る若者―地域社会の解体から生まれた「J」志向
若者インタビュー
対談 「進歩」が終わった世界を若者はどう生きるのか(見田宗介×三浦展)
結 あとがきにかえて

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
カルチャースタディーズ研究所主宰。消費社会研究家、マーケティング・アナリスト。1958年生まれ。82年、一橋大学社会学部卒。パルコに入社。消費トレンド分析誌『アクロス』編集長を経て90年、三菱総合研究所入社。99年、カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨミナガラ

12
“一見、若者の地元好きが強まったというと、よいことのようにも思えるが、こうしてデータを見てくると、そう単純な話でもないことがわかってくる。当然だが、若者のすべてが地元好きではないのであり、どうやら階層が低い若者ほど地元好きではないのである。地元好きでない若者は、地元の学校や職場の中で自分の居場所を見つけられなかったからこそ、地元好きになれなかったのであり、地元好きになれなかったがゆえに都会に流れていくことになる。それは、一九七〇年代までのように若者が都会に夢を持って出て行った姿とは違うように見える。”2014/07/18

苦虫

4
表紙の「日本オワタ感」がイイネ!正にジェネレーションZ(1985〜1993年生まれ)なのだが、まぁまぁ共感できた。地元好きにどんな傾向があるかをクロス分析し考えを綴っている。どんな分析よりも、若者が赤裸々に自分の言葉で語ったことが何よりも多くのことを物語っている。よさこい好きに看護介護職が多いのは意外。そんで地元志向も日本志向(J的なもの)もスピリチュアル志向も強まったっぽい。若者絶望論かと思いきや「え?自己充足で何が悪いの?」って感じ。この本もピースボートも2010年、コンサマトリーが広まった時ね。2013/10/06

kyoh

3
拾い読み程度で読了ですが・・・ ジェネレーションZ(1985〜1993年生まれ)にあたる若年層の生活志向から、引いては日本全体の低成長時代を論じた本。  キャバクラ嬢・芸能人が人気の高い職業となった理由と、最近何かの調査で報告された専業主婦志向の高さ、これだけ社会の閉塞感が長く続くと、彼らがこういう風に考えるのも理解できる。2010/08/12

yamayuuri

3
熟読。正直言って、これまでの三浦展の著書の中では圧倒的に説得力を備えている。一番の根拠は精巧な調査票調査とクロス集計。カルチャースタディーズたちの威力か。近代化後の社会をどう生きるか、全てはこれだろう。これしかない。2010/05/21

shinsei1229

2
「人とのつながり」が大事になってるというのは、ツイッターをしてると痛感する。近代化を達成した故の「日本の定年」って言葉に妙に納得した。2010/04/27

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