内容説明
とめどなく繰り広げられた、数学にまつわる遊びゴコロあふれるかずかずの話題。「そうか、なるほど」と膝をたたいたあなたの“数楽”的センスはかなりのもの。「なぜ時計を10で区切らなかったのだろう」「10進法の素数と12進法の素数は同じ?」「‐∞に収束する足し算的大小感覚と0が極限の掛け算的大小感覚!」「七五調は休止符もいれて考えると2のn乗リズム?」「ピタゴラスの定理は3次元では面積(?)の2乗!」などなど。愉しいおしゃべりは、のちに井上ひさし、池内紀のおふたりも加わって「ちくま文学の“森”」となりました、とさ。
目次
序の章(宇宙人との対話;色の文化 ほか)
0の章(0のイメージ;二種類の大小感覚 ほか)
1の章(1とは何か;猿とヒトの相性 ほか)
2の章(二分的な判断の明快さ;3の構図 ほか)
3の章(クルマの起り;3は安定する ほか)
4の章(視野の形は丸か四角か;四角は世界を作る ほか)
5の章(ペンタグラマ;子どもの頃、正十二面体を作った ほか)
6の章(6の形:味噌汁の模様 ほか)
7の章(7は神秘的な数;七のつくもの ほか)
8の章(二次元の8は八角形;道はどこで折れ曲がっているか ほか)
9の章(角の三等分;フェルマーの大定理 ほか)
10の章(10とは何か;パチンコ考現学 ほか)
著者等紹介
森毅[モリツヨシ]
1928‐2010年。東京生まれ。数学者。京都大学教養部教授を長く務める。エッセイ・評論など多数
安野光雅[アンノミツマサ]
1926年津和野生まれ。画家、絵本作家、エッセイスト、装幀家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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