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ちくま学芸文庫
源氏五十四帖題詠

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480087171
  • NDC分類 913.36

内容説明

歌集『水葬物語』『緑色研究』で戦後文壇に「前衛短歌」の嵐を巻き起こした塚本邦雄が、古典中の古典である『源氏物語』と対決し、対話した異色の書。各帖冒頭に掲げられた創作短歌五十四首は、モダニスムと伝統が融和して、陰翳に富む光と香りを放つ。引き続くエッセイでは、塚本が読み取った源氏物語の「雅宴的」な世界の精髄が語り尽くされる。優雅なる宴というべき王朝の詩歌管絃の儀礼、諸芸道、庭園、植物などに託された「この世に生きる歓びと哀しみ」が塚本流に変奏される。読者は、全く新しい源氏物語観に驚かされるだろう。巻末に、「源氏物語対談」を併録。「全集」未収録作品。

目次

桐壷
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花宴

賢木〔ほか〕

著者紹介

塚本邦雄[ツカモトクニオ]
1920年8月7日生まれ。「日本歌人」前川佐美雄に師事。’51年、『水葬物語』で歌壇にデビュー。’59年、『日本人霊歌』にて第3回現代歌人協会賞受賞。’60年、岡井隆・寺山修司らと「極」を創刊。’85年、歌誌「玲瓏」主宰。’87年、『詩歌変』にて第2回詩歌文学館賞受賞。’89年、近畿大学教授となる。『不変律』にて第23回釈迢空賞受賞。’90年、紫綬褒章受章。’92年、『黄金律』にて第3回斎藤茂吉短歌文学賞受賞。’93年、『魔王』にて第16回現代短歌大賞受賞。’97年、勲四等旭日小綬章受章