出版社内容情報
最初は無料で商品を提供しながら、最終的には利益を得ようとする「無料ビジネス」。こんな手法が社会的に求められるのはなぜか? 日本経済のゆくえを考える。
内容説明
最初は無料で商品やサービスを提供しながら、最終的には利益を得ようとする「無料ビジネス」。こんな商売の手法が、なぜ流行するようになったのか?本書では、無料ビジネスのしくみを説明するだけでなく、無料ビジネスが求められるようになった時代を読み解く。デフレ不況から抜け出せない日本企業が、売上をふやし、利益を拡大させるための価格戦略を考える。おもしろくてタメになる知識満載のビジネス書。
目次
第1章 無料ビジネスとは?―2タイプのコーヒー無料から考える
第2章 共同購入型クーポンvs.無料ビジネス―生き残るのは?
第3章 TDLとUSJのアトラクション無料―入場料金値上げとの関係
第4章 予算制約vs.時間制約―消費者のどこをまず狙うか?
第5章 ケータイと無料ビジネス―本質は個人向けファイナンス
第6章 消費不況と無料―無料ビジネスが日本経済を救う?
第7章 電子書籍と無料ビジネス―期待はずれに終わりやすい理由
著者等紹介
吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
1963年生まれ。著述家(元大学教員・元銀行員)。専門は金融経済論、生活経済学、国際金融論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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