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ちくま文庫
紙の中の黙示録

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480038531
  • NDC分類 070.18

内容説明

新聞の片隅に載る、尋ね人、求人、おわびなどの三行広告。ほんのわずかな活字の背後に潜む人間模様と社会の深層。そこには、昭和末からバブルに浮かれた頃の日本の本当の姿が見えてくる。外国人労働者や日雇い労働者の問題、求人情報の裏側、伝言ダイヤルなど、華やかさとはウラハラな時代の基層をリアルに描き出した傑作ノンフィクション。

目次

もう一つの社会面・三行広告
知られざる白書―お詫び 関係各位に多大なる御迷惑をかけ
黒枠広告は語らず―生前のご厚誼を深謝し
一億分の一の発光―太郎 父キトクすぐ帰れ
路上の三行広告―住所氏名年齢不詳、釜ヶ崎にて発見
怪しき行商人―高額所得者続々誕生
楽園行きの片道切符―高給優遇・とらばーゆしませんか
みえない街みえない人―外国人留学生大歓迎
ブリキの戦場・電柱広告―その角右へ三軒目
黄色い人別帳―愛に不信を感じたらお電話下さい
空飛ぶ伝言板―岡田有希子は本当に殺された
三行広告を支える人々

著者紹介

佐野眞一[サノシンイチ]
1947年、東京生まれ。早稲田大学卒業。ノンフィクション作家。社会の片隅や裏側から時代をえぐりとるようなルポや、綿密な資料調査とねばり強い取材によって近現代史の巨大なテーマに正面から迫り読者を圧倒する作品を書きつづけている。『旅する巨人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)