ちくま文庫
上方落語 桂米朝コレクション〈7〉芸道百般

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480038258
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0193

内容説明

ますます円熟する上方落語の第一人者、桂米朝の落語の世界。第七巻は、「芸道百般」。さまざまな芸能、芸事にかかわる落語集。いまや失われてしまった芸の中に、大道華やかなりし日本のいにしえを偲ぶことができる。

目次

軒づけ
花筏
蔵丁稚
七段目
蛸芝居
動物園
あくびの稽古
くしゃみ講釈
蟇の油
軽業
看板の一
抜け雀
一文笛
不動坊

著者等紹介

桂米朝[カツラベイチョウ]
1925年生まれ。兵庫県姫路市出身。1947年、四代目桂米団治に入門。滅亡寸前の上方落語を、故松鶴、春団治、文枝らと力を合わせて現在の繁栄まで導いたリーダーで、数多くの滅んでいたネタを復活させた。上方落語の研究家でもある。1996年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。平成14年、文化功労者に選ばれた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tama

0
自本 本棚発掘で 「良えなあ・・と思うと今度は自分がやってみとうなる・・・人に聞かしてみたいという料簡を持つようになって<軒付け>」「良え男が生まれたら、役者にし。おもろい顔の子ができたら噺家にし<七段目>」「いろんな人の手によって変えられふくらまされてだんだん良いものになり、後世に残る噺になって行くもの<一文笛>」。音楽のごくわずかな隙間に首を突っ込んでいるワタシですが、これはもう穏やかに叱られている気分。おせいさんの後書きもなかなかの傑作。ひんなりした、という表現は初めて聞いた。2015/08/04

甲斐祐貴

0
芸能好きの若旦那や丁稚が騒動を起こす「七段目」「蛸芝居」など、芸道に関する落語を集めた巻。 個人的には、米朝師匠の「本能寺」が好きなのだが、収録されてませんでした(所作が多いので、文字だけだけだとイメージしづらいから収録されてないんでしょうねえ)2019/07/23

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