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ちくま文庫
小説の解剖学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480037749
  • NDC分類 901.3

内容説明

小説はなぜ面白いのか、「うまさ」のツボはどこにあるか、を天才教師が徹底解剖。効果的な書き出し、引用の生かし方、エッセイをどう小説に高めるか…etc.たとえば村上春樹の構成の「技」に納得し、無手勝流に見える深沢七郎の緻密な「計算」を発見し、サリンジャーの“矛盾した残酷さ”=「作家の視点」に戦慄する。小説家志望の人も、もっと小説を楽しみたい人も、必ず新しい発見があるはず。

目次

作家以前の方々へ
書出しの基本的なパターン
構成に対する意識
物語の設定について
対象との距離を保つ
やってよいこと、やってはいけないこと
書きたいテーマにあったジャンル
物語をどう展開させ構築するか
メリーゴーラウンド方式
弁証法を活用する
エッセーが小説になる瞬間
時間のパースペクティヴについて

著者紹介

中条省平[チュウジョウショウヘイ]
1954年生。現在、学習院大学フランス文学科教授。東京外語大学在学中の欧州旅行でカルチャーショックを受け、学習院大学フランス文学科に入り直す。東京大学大学院博士課程修了、パリ大学文学博士。学生には笑顔でアドバイスしつつも、正確さを欠いた文章は一刀両断。映画・ジャズ・マンガ・ミステリー・落語と、マニアックな情報が錯綜する授業は、とどまるところを知らない