内容説明
「何よりも夏が好きな理由は、素足のまま靴がはける季節だから。裸足の季節だから好き。」―フリーの靴デザイナーとして出発し、30代半ばでシューズブティック「KISSA」をオープンした著者が軽快に綴るハートウォーミングなエッセイ集。2千点以上の靴をつくってきた話、大橋歩さんらとの友情や母親の面影、大好きな青山の街と湘南の海など―「自分らしく生きたい」との真摯な生活が活写される。
目次
第1章 自分らしく生きたい
第2章 素肌に革の服
第3章 私の青山物語
第4章 ヘミングウェイの愛した靴
第5章 帯と喧嘩