内容説明
私は運動科学者として、競技スポーツの強さを支える能力のファクターを多角的に研究してきました。その結果見つけたのが、「ゆるめる」ということ、そして「ゆるめる」ことを前提としたさまざまなトレーニング法です。筋力を強化するためにトレーニングが存在するように、「ゆるめる」ということに関してもトレーニング法が存在します。このDVDでは、「ゆるめる」ということを実現するための専門的なトレーニング法を紹介しています。
目次
第1章 「脳力」が筋力に勝った!(ウェイトトレーニングは必要不可欠か;野生動物や古武術にないウェイトトレーニング;「脳力」で勝ったバスケットチーム ほか)
第2章 武術の本質をスポーツに生かす(父との遊びで身につけた武術の身体さばき;とんでもない力をもつ武術;武術の本質を学べる「ゆるトレ」;身体が固まっている現代の武道;ゆるめれば相手の背後に回れる;笑い声の絶えないベンチ;現代に生きる武術家)
第3章 競技力を高める「身体意識」(「ゆるんだ身体」と「身体意識」;センター;下丹田;中丹田;リバース;ベスト;裏転子;レーザー)
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
東京大学を卒業、同大学大学院教育学研究科を修了。東京外国語大学講師、運動科学研究所所長などを経て、運動科学総合研究所所長。東大大学院で「身体意識」を研究し、オリンピック選手などを指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体機能、脳機能を高める「ゆる体操」を考案。一流スポーツ選手から高齢者や運動嫌いの人にいたるまで、多くの人々に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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