ことばと時間―古代日本人の思想

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ことばと時間―古代日本人の思想

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  • サイズ B6判/ページ数 240,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784479840121
  • NDC分類 121.3

内容説明

柿本人麻呂の3つの歌を軸に古代日本人の精神にせまる。葦原の瑞穂の国の歌近江荒都歌、安騎野の歌の分析をもとに、コトダマ、カミ、「いにしへ」等々を考察し、“ことば”と“時間”についての古代人の意識を解明する。

目次

序章 方法の問題(部分と全体;「物」と「事」、および「言」;実体化批判;主体的追思;時代区分)
第1章 国語意識論(言語計画と国語;国語意識の萌芽;国語意識の系譜;国語意識と「言霊への信頼」)
第2章 言挙論(言挙観のゆれ;言挙の構造;ゆれをもたらすもの;時代区分観の導入)
第3章 神代論(「いにしへ」と「むかし」;神代と「今」との連続性;神代の基本性格;存在の根拠としての神代;正当性の根拠としての神代;永続性の根拠としての神代;歴史性と超歴史性)
第4章 言霊論(通説への疑問;要請としての言霊;言霊と神々;言語神とヒ的霊威;神代と人代との等質化)
第5章 時間論1―“神々の時間”と“人間の時間”(時間の自覚;時間意識の深化;近江荒都歌の構造;二類の時間の対比)
第6章 時間論2―象徴的不死性(穀物の時間;「存在」と「生成」;「安騎野の歌」の時間構造;二類の時間の融合;時間意識の展開)
結章 時間への抵抗(時間性からの脱却;抵抗の具;倭歌の永続性;古代の歌学;ことばと時間)