出版社内容情報
バカをやめるなら、「今」です。ゲーテやニーチェなど「賢者の言葉」で、あなたの人生を空っぽにしない方法を説く!
内容説明
やってはいけないことは、「歴史」が教えてくれる―。
目次
第1章 いますぐやめるべき「自分磨き」(「楽しくない仕事」はやめる;「群れる・つるむ」のはやめる ほか)
第2章 言ってはいけない「口ぐせ」(「オリジナリティ」と言わない;「モノが売れない」と言わない ほか)
第3章 すぐに捨てるべき「メディア」(「テレビ」を捨てる;「紅白歌合戦」を見ない ほか)
第4章 やってはいけない「マナー」(「下品」をやめる;「ダイエット」をやめる ほか)
第5章 「生活」をあらため人生を見直す(「若作り」しない;「貯金」しない ほか)
著者等紹介
適菜収[テキナオサム]
1975年山梨県生まれ。作家。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シロ太
11
基本この手の本は読まないんですが、目次から非常に興味深く購入。極論ですが快刀乱麻を断つ社会批判は痛快です。「テレビは手っ取り早く馬鹿になる道具」「新聞社はどれだけ低レベルなことを書くかの競争をしている」「SNSは却って人脈の足を引っ張る」「おせっかいより自分の人生を考えろ」等々。つまりは個を大切にし大衆に惑わされず一流を目指せと、私は解釈しました。そして良書を読み自分を磨けと。人を選ぶ内容ですが激しく共感できる主張が楽しかったです。スポーツ観戦は止めろ、他人を応援している場合か。には大笑い。2016/11/30
bonbon99
9
反自己啓発のような本だった。何かをやるべきという呪縛からの解放で、どんどんやめるべきという斬新な本。内容は参考になる点ならない点はあるが、面白く読めた。自己の内面は自分にも分らなく、外見特に顔やマナーは年を取ると出てくるというのは共感した。2017/05/21
baboocon
9
いかにも自己啓発書にありそうなタイトルだが、やめるべき習慣というのが引っかかってよんでみた。辛口というか毒舌で言いたい放題言ってる。安倍首相批判が随所に出てくるのは辟易したが、やめるべき習慣で同意できる項目は多かった。書籍は迷う前に捨てろ(中古書店に売るのではなく、文字通りの意味で)というのは刺さった。2016/11/23
Carlyuke
7
適菜収の2冊目。人生は短いから一流のものを選んで価値ある時間を過ごすべきだというメッセージと受け止めた。自分は30代をとうに過ぎた者だ。それでもいくつも学んだことはあった。「世の中の流行やテレビや新聞は要らない」という主張は, なんだか気持ちが落ち着く。「本は全部読まなくていい。」これは分かる。また「読んだら捨てる。」自分はその境地にはまだ達していない。古典を読め, というのもその通りだと思うが, あまり読んでない自分に気づかされる。「コスパと言うな。」価格と価値は別物。著者の人間味がより出ている本。2017/07/03
JUNYA
6
冒頭をチラ見して良さそうだったので買ったのだが読み終えた今思うのは最近読んだ本の中で断トツでつまらない。考え方が若干極端で俺(著書)の言ってる事が正しいから早くその通り動け!!って感じの書きぶりで受け入れにくい。もしかすると数年後に読めば感想は変わるかもしれないが少なくとも今は参考にしようと思える点はほぼなかった。共感出来る部分はあったのでそこをシェアする。「テレビは捨てろ」テレビはCMを放送する為のが目的で基本時間の無駄、馬鹿になりたくなけりゃテレビはとっとと捨てろ。SNSも目的意識無く使うなら辞めろ。2016/12/06