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内容説明
言い訳は“自己弁護”なのかそれとも“説明責任”なのか?悪いのは言い訳の多い部下か、話を聴かない上司か。理屈が多い、謝らない、動かない…そんな「上からな部下」との付き合い方。
目次
プロローグ なぜ言い訳する若者が増えたのか
第1章 「潔さの美学」は滅びつつある
第2章 言い訳する人の心理とその背景
第3章 上司のほうが言い訳させている現実
第4章 自己弁護と説明責任は紙一重の関係
第5章 今後どう言い訳と関わればいいか
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年、東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授などを経て、MP人間科学研究所代表。心理学をベースにした企業研修・教育講演をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
62
言い訳する部下との付き合い方◆言い訳と言う事象に特化した内容だが、大したことは書いていないという印象◆言い訳するのは見苦しいと考える中高年上司に対して、言い訳はして当然と考える若い部下。当然、そこには大きなギャップが生じる。これを埋めずして互いが歩み寄ることはない。◆悪いことをしたときに叱らないのはダメだよなあ。せめて、悪いことをしたのは自分だと自覚させる必要はあると思う。2018/09/08
摩訶不志木
4
なかなかタメになる本だった。私は「部下」側の立場だが、確かに言い訳はしてしまう。言い訳は悪い言い訳と良い言い訳があるとのことなので、良い言い訳を言えるようになりたい。あと潔さも身に付けたい。2018/11/29
B型が苦手
3
「言い訳」する部下よりも、「言い訳」させる上司の方が問題の根は深い。肩書の有無にこだわらず、「目上の立場」にある人にはおススメの一冊です。2014/09/07
三浦郁子
1
果たして本当に部下だけが悪いのか? 「どうして?」と聞いておきながら「言い訳するな」と言ったり 理由を説明すれば「そんなものが言い訳になるか」とキレる。 そういう上司っていますね。私のそばにも。 部下の側も大変なんです。 まさに、そうなんです!と思った本。 内容は浅かったけれど、確かにこういうことってあるな、と思いました。2017/02/02
古今東西
1
言い訳とは何か、言い訳の種類 言い訳する人の心情、言い訳と どう つきあっていくか? が軽いタッチで、身近なシーンを例に解説される。 基本的に上司の視点から書かれているが、ちゃんと部下の立場からの視点でもフォローがある。心理学や社会学みたいな 部分もあり、軽いタッチの文章ではあるが、アカデミックでも ある。2015/02/03