感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sas
28
社長になって多くの案件処理を行う模擬体験を体験できる本。社長になりたい人だけが読むものではなく、マネジメント層や会社のトップが何を考えているのか知りたい人にとっても非常に勉強になる。経営には絶対の答えはなく、失敗したら倒産するだけという厳しい現実がありながら、社長は免許も資格もなく誰でもなれる。この本ではリンゴ飴会社の社長になりきって数々の案件を処理する中で、経営とはどうあるべきかが理解できるようになっている。さらにストーリー仕立てになっているので読みやすく、なかなか面白かった。2014/10/25
手押し戦車
18
経営者はトップマネジメントの一員でもあり最高責任者という立場でもある。ビジネスは運営と任せるという大きく分けて二つあり双方の力が発揮され経営されていく。経営の立案などあるけど、根本は我々の事業は何であるべきかと言う定義がされていると決断や方向性がしっかり見えてくる。ビジネスは答えのないテストを行いさらに自分達で答えを見つけて現実が答えを教えてくれる。唯一方向を示すのは明確な目標と志。特に志は自分の心の奥底から信じきれている事が条件!起業する時は特に決断や加点主義になる。その時こそ志の強さが必要になる。2015/06/16
HMax
11
「いつも積み上げで計画数字を出し、そのあと、チャレンジと称して+10%程度上積みされる」のが当たり前になってしまった身からすると、本当に基本が大事です。「方針はある目標を目指して達成するためにどのようにするか」「戦略のない商品は作るだけ無駄」「利益は顧客の満足を満たした対価として出てくる結果」。 最後、そうくるだろうと思ったけど、やっぱり。わかっていてもウルウルときました。あめ男君、気持ち悪すぎ。2018/05/12
Ever531
11
あめお君は...非常に面白く勉強になりました♪2016/06/03
もよ
10
「インバスケット・トレーニング」の形を形を借りた、経営論的な本か。それとも、インバスケット・トレーニングの紹介本なのか...?財務諸表が初めに出ているので、もう少し数字での議論を期待しましたが、ないのが残念です。もしかしたら、あえて割愛したのかもしれません。あまり深くはないですが、要所は抑えている感じがしますし、楽しめました。2018/12/30