子育てでいちばん大切なこと―かわいがり子育て「質問箱」

佐々木 正美【著】

大和書房（2008/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 142p／高さ 19cm
• 商品コード 9784479781882
• NDC分類 599
• Cコード C0037

内容説明

トイレトレーニングなど、どこまで頑張ったらいいのでしょうか？しつけはいつから、どうやって？なぜ、ほかの子の成長が気になるのでしょう？たくさんのお母さんや保育士さんに信頼されている佐々木先生が、子育ての不安や悩みにていねいに答えます。

目次

第１章　いちにち一歩―成長を見まもる（赤ちゃんって不思議。ニコニコ笑っているのはなぜ？；どうしてこんなにかわいいの？　ほか）
第２章　十人といろ―個性をはぐくむ（とても怖がりで、私のそばを離れません。；わがままに手を焼いています。過保護にしたつもりはないのに、なぜ？　ほか）
第３章　せっさたくま―子どもの世界（性格のまったく違う兄弟です。下の子ばかりかわいがってしまいます。；子どもにとって、お友だちってどんな存在なの？　ほか）第４章　いちにち一歩―親になる（なぜ、ほかの子の成長が気になるのでしょう？；仕事が忙しすぎて、パパが育児を手伝えません。パパに子どもがなつかず、心配です。　ほか）

著者等紹介

佐々木正美［ササキマサミ］
児童精神科医。１９３５年生まれ。新潟大学医学部卒業後、東京大学で精神医学を学び、ブリティッシュ・コロンビア大学医学部児童精神科に留学。帰国後、国立秩父学園、（財）小児療育相談センター勤務の傍ら、東京大学医学部、東京女子医科大学などで講師をつとめる。現在、川崎医療福祉大学特任教授。ノースカロライナ大学医学部精神科非常勤教授。子育て協会顧問。３０年以上にわたって保育園、幼稚園、児童相談所等で親や保育士の相談、勉強会に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月子]

子育てで悩んだらまた読みたいと思いました◎

2014/02/25

[boo]

質問箱と言う形なので質問に対して回答されていて、とても読みやすいです。この本の柱として、自尊心を育てるという考え方があります。過保護は良くないと言われているが、よく問題になるのは過干渉や放任の育児だそうです。「早く」や「もっと」を望む育児は否定されている気持ちになるらしい。気をつけなきゃ。

2014/03/21

[イスタ]

過保護・過干渉・放任の違いがよく分かります。2～3歳の反抗期をちゃんと受け止めたいと思います。"この時期に十分反抗できなかった子が、成長後に社会に向かって反抗します"という一文、とっても大きいですね。まだ反抗期に入ってないけど、そろそろ突入です…。

2012/04/06

[ゆー]

「かわいがり子育て」に続いて読了。読みやすいです。イジメっ子もイジメられっ子も実はコミュニケーションが下手な子が多い/順番が大切。上の子→下の子、親→友だち、母性→父性など/可愛がった子が可愛くなる(から、可愛がろう！)/極端なことをいうと親はなくても子は育つが、友だちがなくては子どもは育たない(p91)/大人は時計にしたがって暮らしているが、子どもは自分自身の「命の時計」にしたがって生きている。「早く！」と言わない/独裁者の国が豊になれないように、独裁的な親が子どもの人生を豊かなものにすることは難しい。

2015/03/05

[のり]

「早く」と言ってしまったら貯金。いいアイデア。預かった命に感謝しながら育児していきたい。

2013/12/06