だいわ文庫<br> 草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

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だいわ文庫
草紙屋薬楽堂ふしぎ始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784479306207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「みをつくし料理帖」シリーズ著者・髙田郁氏、推薦!「こいつは、人の仕業でございますよ・・・」江戸の本屋+作家+怪異=ご明察! 戯作者と版元が怪しい事件を解決する痛快時代小説!

内容説明

時は文政―。江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂に戯作を持ちこんだのは、地味な三筋格子の着物を粋に着こなした、鉢野金魚。薬楽堂に居候する貧乏戯作者・本能寺無念とともに巻き込まれるのは、あやかしの仕業とも囁かれる怪事件―。個性豊かな面々が集う江戸の本屋を舞台に繰り広げられる丁々発止の会話と謎解きと、どこかせつない人間模様。読み心地満点の書き下ろし時代小説!

著者等紹介

平谷美樹[ヒラヤヨシキ]
1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

63
今で言う所の女流推理作家・鉢野金魚(きんとと)が推し当て(謎解き)をする。硬くはないけどきっちり江戸時代を描く平谷美樹さんの作品は相性がいいみたいだ。金魚自身も相棒の本能寺無念もいろいろ訳ありのようで、先が楽しみなシリーズ。表紙がラノベっぽいのがちょっと残念。2021/09/20

ポチ

48
妖が起こしたようなふしぎな事件を、金魚の軽快な推理が解決していく。テンポも良く中々面白い作品。続編も楽しみ。2022/04/17

ぽろん

41
ふしぎ始末とあったので、この世の物でない話を期待したのだけど、今の所、人間様の事件で解決。主人公の元太夫の新米戯作者、金魚が得意の推理で事件を解決していく。先輩戯作者無念も何やら秘密がありそうで、2巻に期待です。2018/01/09

はにこ

30
戯作者志望の金魚。おきゃんな感じが良いなぁ。誰かと似ていると思ったけど、「貸し物屋」のお庸だ。平谷さんらしいキャラ。ふしぎ始末とあるので妖ものかと思っていたんだけど推理もの。なかなか面白かった。2021/10/11

26
さくさくと♪金魚さんの言葉がちと美しくなく^^;この作家さんのお庸さんといい、ねぇ。時代物の日常の謎解き、お話しは楽しみました。2018/06/20

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