出版社内容情報
日本はどちらにつくべきか?
ますます複雑化する対立構造を読み解く
・国際社会で孤立する中国
・中国が世界一の経済大国に
・米中経済戦争の勝者は誰か?
・日本経済への影響はどうなるか
・GAFAやユニコーンも安泰ではない
・日本企業が生き残る選択肢とは?
米中経済戦争は、貿易摩擦やハイテク技術競争から、バイデン政権で国家理念の対決になった。
他方で、生産地としても市場としても中国のウエイトはコロナ前より高まっており、
中国を除外した経済運営は考えられない。
こうした中で日本が選ぶべき道は何か?
米中の経済対立の中で日本や日本企業がとるべき立場を考える。
内容説明
日本はどちらにつくべきか?いま歴史の大転換を目撃している。ますます複雑化する対立構造を読み解く。
目次
第1章 米中関係を振り返る
第2章 米中対立の本質を理解する
第3章 コロナ後の世界は米中を軸として回る
第4章 米中経済戦争で国際分業に支障が生じている
第5章 最先端技術で中国はアメリカを凌駕しつつあるのか?
第6章 中国金ぴか時代の終わり?
第7章 コロナ対応で露呈した米中国家像の越えられぬ溝
第8章 2050年の日米中はどうなる?
第9章 米中の世界戦略と日本がとるべき道
第10章 世界はどこへ向かうのか?
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年、東京生まれ。1963年、東京大学工学部卒業。1964年、大蔵省入省。1972年、イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専門は日本経済論。著書に『情報の経済理論』(日経経済図書文化賞)、『1940年体制』『財政危機の構造』(サントリー学芸賞)(以上、東洋経済新報社)、『バブルの経済学』(日本経済新聞出版、吉野作造賞)、『ブロックチェーン革命』(日本経済新聞出版、大川出版賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あすなろ
Shinya Naito
まめもち
素敵帽子ちゃん。
三原城の守り人