内容説明
日本のホテルに不足しているものそれは「マーケティングの常識」なのです!なぜ世界的ブランドが育たないのか、人海戦術のセールスしかしないのか、そしてホテルマンの給料が安いのか。「ザ・サロジン」の奇跡と「ロイヤルオーク」の再生に学ぶ。
目次
1 あなたにもホテルはつくれる!アンドリューとケイトのサロジン物語(カオラックとサロジン;ふたりはどこから来たのか;香港で出会った人々;プーケットに魅せられる;カオラックに決定 ほか)
2 外資に負けないホテルマーケティング(総論編;各論編;実践編)
著者等紹介
土橋告[ドバシツグル]
1952年北海道生まれ。東京・渋谷でホテルレップを経営。地元高校卒業後、1977年まで文革期の中国など世界を放浪、波乱万丈の日々を過ごす。札幌ビジネスアカデミー観光科を卒業後、札幌で旅行会社に勤務。10年後に上京、1991年にホテルレップ業として独立。バンヤンツリー、ラッフルズ、ロイヤルクリフなど、主に東南アジアのホテルマーケティングを日本で行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たん
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思ってたよりわかりやすかった。 日本のホテルはダメだって言われまくってるような錯覚に陥りかけたけどそうではなく、 うん。勉強になった。
海老庵
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著者の体験による物が大きい嫌いはあるけれど、その分現場視点で顧客と向きあって実践してきたマーケティング論としての価値がある。自分が信奉しているマーケティング理論との整合性も高くすんなり受け入れる事が出来た。顧客にベネフィットを提供しリピーターとしてのロイヤリティを高めてもらい、折々の最適な価格を納得して買ってもらうための全ての行動がマーケティングだなと再確認。経営ビジョンとマーケティングは直結していなければならないというのも同意。Web業界の人間としてもITを活用した1to1マーケティングを支援したい。2015/05/11