内容説明
ヒロシマの青年有志が被爆者と家族に被爆体験を聞き取った、後世に語り継ぎたい真実。
目次
聞いてください。被爆者と家族の心の悲痛な叫びを。
平和が一番。地道な対話による平和勢力の拡大を切望します。
父母を奪い、家族を分断した戦争。悲劇を二度と繰り返さないで!
母は思い出したくない過去を未来のために語り残してくれました。
若い方々には「戦争は絶対しない」という決意を固めてほしいと願っています。
「今の幸せを大事にせにゃいけん」という父の思いを、知ってほしい。
言葉では表しきれないほど悲惨ですが、それでも語り伝えていかねばなりません。
被爆者の生きた証しを残すには、もう時間がありません。
生き恥をさらしてでも伝え残したい私の“二重の苦しみ”。
核兵器だけはいけん、と訴え続けるのが、私の使命です。