出版社内容情報
〈日本人にはかつて共通の風景が心にあった。全国の歌枕と歌枕を象徴する事物、風物などをとりあげる辞典〉
〈茶人、画家、工芸作家など、創造のためのヒント集としても〉
歌枕は和歌によまれた地名およびそれに準じたものをさしていいます。この歌枕の多くには、歌枕を印象的に表わす「景物」、つまりその歌枕と結びつく事物や風物がよみ合わせられています。「住吉」と言えば、景物は「松」。「桂」と言えば「月」という関係です。
当時のよみ人たちは歌枕地を訪れたことがなくても、共通の風景が心に浮かんでいたことでしょう。本書では「歌枕」と対応する「景物など」、また地名を詠み込み歌枕として成立させた「証歌」を紹介します。これらを知れば、取り合わせや銘の参考、また画題や工芸品の題材など、創造活動をする人たちの絶好のヒントになるはずです。
【目次】
内容説明
全国の歌枕約1400と、そのイメージをひろげる風物などを和歌を手掛かりに紹介。和歌を愛する人のため。また作家、画家、工芸作家、茶人など、創造のためのヒント集にも。日本人にはかつて共通の風景が心にあった。全国の歌枕、各歌枕に対応した景物、歌枕と景物との関係を証明する証歌などを旧国名ごとに配列。歌枕索引、主要な謡曲の舞台と歌枕一覧なども付録に。
目次
畿内
東海道
東山道
北陸道
山陰道
山陽道
南海道
西海道
付録
著者等紹介
八木意知男[ヤギイチオ]
昭和20年、愛知県生まれ。皇学館大学大学院修士課程修了後、美作短期大学、京都文化短期大学、京都女子大学短期大学部などを経る。またこの間、裏千家茶道専門学校講師、大阪青山短期大学非常勤講師なども勤める。現在、京都女子大学名誉教授、住吉大社教学顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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