出版社内容情報
中国・韓国・ベトナム・タイにおける、やきものや茶文化について、実見した事柄を現地で撮りためた写真を豊富に用いて語る。
〈茶の湯に関わる、中国・韓国・ベトナム・タイのやきものを垣間見る〉
〈中国・韓国・ベトナム・タイの茶文化紀行〉
中国・韓国・ベトナム・タイで焼成されたやきものについて、著者が長年研究を続ける茶の湯をベースとして、日本が受け容れた製品を生産した場所(窯跡)にしぼって訪問するとともに、各地に生育する古茶樹や現地で飲まれる茶とその文化のあり様について、実見した事柄を現地で撮りためた写真を豊富に用いながら、最新事情を織り込んで、優しくかつ軽快に語る紀行文的内容となっています。最前線の研究者が実見したホンモノの実情が垣間見れることでしょう。
【著者紹介】
野村美術館館長
内容説明
中国・韓国・ベトナム・タイにおける、茶の湯に関わる窯跡、やきもの、茶樹、そして喫茶文化について、長年にわたり実際に旅して言及した研究者でしか語れない、学術書ではない紀行的内容。その懐の深くて広い事項を、気軽に楽しみながら理解でき、惹かれていくことでしょう。
目次
第1章 中国の旅(茶の起源と田螺山遺跡;景邁村の古茶樹園 ほか)
第2章 韓国の旅(韓国の茶文化;井戸茶碗のふるさと;法基里窯―日本向けの茶碗を作った窯 ほか)
第3章 ベトナムとタイの旅(ベトナムの茶文化;ベトナムのやきもの;タイのやきもの)
著者等紹介
谷晃[タニアキラ]
昭和19年(1944)、愛知県に生まれる。京都大学史学科卒業。芸術学博士。専攻は茶の湯文化学。香雪美術館を経て、現在、野村美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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