出版社内容情報
写真家で山伏でもある著者渾身の書き下ろしフォトエッセイ集。高尾山、富士山など、全国屈指の霊山の魅力を伝えます。
〈山伏写真家が、「大いなる、厳かなもの」を体感し得た全国屈指の霊山をレポート!〉
〈初心者だろうがプロだろうが。山に登るとき、「非日常の体験」をどこかで求めているすべての人へ〉
霊験あらたかな日本の霊山を見、感じるフォトエッセイ集。写真家で修験道の山伏修行者でもある著者が撮り収めた各地の霊山の写真と書き下ろし体験談を中心に、高尾山などの身近な山、命の危機も感じた険しい山など、計10の霊山の魅力を伝えます。
「なぜ山? それは『想定外』の場だから。自分の予想など届かない、自己を超えた大いなるものを感じるその時こそ、自我の奢りに気づき謙虚になれるチャンスだから」。この言葉に惹かれるすべての人に届けたい書です。
【著者紹介】
写真家
内容説明
山で起こるのは「想定外」のことばかり。だから彼は行く。凝り固まった自分の「想定」をぶっ壊すため。山伏写真家がつづる、日本の山をめぐる一〇の断章。
目次
修験の山―大日岳
そこにある山―龍門山
圧倒的なる山―笠ヶ岳
水の山―甲武信ヶ岳
海の山―利尻岳
武の山―三峯山
南国の山―開聞岳
両性具有の山―モッチョム岳
おらが山―高尾山
不死の山―富士山
著者等紹介
井賀孝[イガタカシ]
1970年和歌山市生まれ。写真家、文筆家。大学卒業後に独学で写真を始める。自らも格闘技を修める「闘って撮る」写真家として、格闘家やスポーツ選手の撮影など各種メディアにて活躍。一方、日本の山岳信仰に関心を持ち、数々の山伏修行に参加している。柔術の指導者としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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