出版社内容情報
これまで誰も語らなかった、若き日の利休の恋とは? その死の真相とは? 十五代樂吉左衞門氏と待庵で行った対談も集録。
〈『利休にたずねよ』の著者が描く、茶聖・利休の心象とその素顔〉
〈利休の美意識を追い求めた果てに見えたもの〉
平成22年、23年の月刊誌『淡交』での連載を単行本化。作家・山本兼一氏が小説『利休にたずねよ』の取材を通して出会った利休ゆかりの茶道具、茶室、茶庭などについて綴ったエッセイ集。いくつもの情景から利休の心の深奥へと踏み込んで人間・利休の輪郭を炙りだしていきます。これまで誰も語らなかった若き日の利休の恋とは? その死の真相とは? 巻末には十五代樂吉左衞門氏と待庵で行った対談も収録。
内容説明
『利休にたずねよ』の作者が浮き彫りにした、情熱の人千利休とその時代。
目次
侘びと艶
末期から始まる
恋―命の芽吹き
悟りと執着
大胆であること
異端のダイナミズム
レトリックの達人
鳥篭の水入
紹鴎の教え
珠光の戒め〔ほか〕
著者等紹介
山本兼一[ヤマモトケンイチ]
昭和31(1956)年、京都市生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務、フリーランスのライターを経て作家になる。平成14(2002)年、『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)でデビュー。平成16年、『火天の城』(文藝春秋)で第十一回松本清張賞を受賞。平成20年、『利休にたずねよ』(PHP研究所)で第一四〇回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅香@新刊購入まで積読消化あと8冊⭐︎
ひこうきぐも
さち
ゆう
ムカルナス