利休の風景

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利休の風景

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473038470
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

これまで誰も語らなかった、若き日の利休の恋とは? その死の真相とは? 十五代樂吉左衞門氏と待庵で行った対談も集録。

〈『利休にたずねよ』の著者が描く、茶聖・利休の心象とその素顔〉
〈利休の美意識を追い求めた果てに見えたもの〉
平成22年、23年の月刊誌『淡交』での連載を単行本化。作家・山本兼一氏が小説『利休にたずねよ』の取材を通して出会った利休ゆかりの茶道具、茶室、茶庭などについて綴ったエッセイ集。いくつもの情景から利休の心の深奥へと踏み込んで人間・利休の輪郭を炙りだしていきます。これまで誰も語らなかった若き日の利休の恋とは? その死の真相とは? 巻末には十五代樂吉左衞門氏と待庵で行った対談も収録。

内容説明

『利休にたずねよ』の作者が浮き彫りにした、情熱の人千利休とその時代。

目次

侘びと艶
末期から始まる
恋―命の芽吹き
悟りと執着
大胆であること
異端のダイナミズム
レトリックの達人
鳥篭の水入
紹鴎の教え
珠光の戒め〔ほか〕

著者等紹介

山本兼一[ヤマモトケンイチ]
昭和31(1956)年、京都市生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務、フリーランスのライターを経て作家になる。平成14(2002)年、『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)でデビュー。平成16年、『火天の城』(文藝春秋)で第十一回松本清張賞を受賞。平成20年、『利休にたずねよ』(PHP研究所)で第一四〇回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅香@新刊購入まで積読消化あと5冊⭐︎

32
山本さんの『花鳥の夢』『利休にたずねよ』の大ファンな私。その物語に導かれるように夏、大徳寺へ狩野派の障壁画と利休の茶室を訪ねた。樂家の茶碗もこの冬、展覧会に行き、順当に山本さんの足取りを歩いているなっと改めて嬉しくなる。利休の背景には秀吉を始め有名人が勢揃い。その権力の中で生きた利休に俄然興味がつきない。実際に目で見て、感じることはとても大切なことだと文章を読んで思った。一子相伝の樂家の茶碗を守っている15代目、樂吉左衛門さんと山本さんの対話もありファンとしては大満足な一冊。2017/01/29

ひこうきぐも

29
図書館で借りる。「利休にたずねよ」を読みさらにこの本で理解を深められて気がします。じっくり読見たい本です。おかげで図書館の期間を延長して読みました。2014/04/09

さち

20
月刊茶道誌に連載されたエッセイ集をまとめたもの。利休取材時に得られた文献や現物といった歴史的根拠を徹底的に調査した上で、大胆な仮説と情緒を創作されたことが分かりました。想像以上の徹底さでした。利休に訪ねよを読了後本書を読むと面白さ倍増!文化や茶道について詳しく、一気に読む…という感じではなくても、エピソードと対応するお話も多く、創作秘話的にも楽しめました。作者は幼い頃から利休や永徳が身近にあったとか。また「芸術家よりも工匠を取材してきた」とあり、なるほど…と山本氏の背景が垣間見られた点も興味深かったです。2019/11/03

ゆう

13
エッセイ本。山本さんの利休への思い、利休大好きを感じれる一冊。『利休にたずねよ』を読んでからこのエッセイを読むと、さらに深く利休を感じられます。山本さんが利休にたずねたいことが随所に出てくるし。山本さんが思う秀吉が利休に切腹を命じた理由に「そうね、そんな単純なことかもね」って納得。最後の陶芸作家の樂さんとの対談も深い。2013/10/19

ムカルナス

11
利休とはどんな人物だったのか?なぜ秀吉に切腹させられたのか?著者は利休をイメージするべく所縁の茶室や茶道具、禅寺を尋ね歩く。そして最後に十五代楽吉右衛門氏と利休の国宝茶室「待庵」で利休像について語り合う。長次郎の子孫である楽氏は著者とは別の視点で利休をとらえていて両者の対談は奥深く興味深いものになっている。しかし待庵を躙り口から一度拝見しただけの私は論外としても、いくら尋ね歩いても当時の空気を知らない現代人にはやはり判らないのだろうな・・・だからこそ尋ね歩きたくなるのかもしれない。2023/10/05

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