出版社内容情報
運命的ともいえる出会いから必然の別れまで。裏千家歴代家元と茶人たちの交流を遺された史料や茶道具を通して紹介する
運命的ともいえる出会いから必然の別れまで。喜びや楽しみ、また悲しみなどに織りなされた裏千家歴代家元と茶人たちの交流を、遺された史料や茶道具を通して紹介する。
内容説明
運命の出会いから必然の別れまで。喜びや楽しみ、悲しみに織りなされた裏千家歴代家元と茶人たちの交流をたどる。
目次
千利休
少庵宗淳
元伯宗旦
仙叟宗室
六閑斎泰叟
又玄斎一燈
不見斎石翁
認得斎柏叟
玄々斎精中
又〓斎(ゆうみょうさい)直叟
圓能斎鉄中
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくみみ
1
千利休から裏千家十三代までのお家元を巡る茶人たちのエピソードがつづられています(現在は十六代)。千利休は歴史を動かす存在でドラマ等で逸話が語られることも多いですが、三千家の成立や江戸時代にどういうことがあったのかは全く知らず。「松風の家」あたりの明治からのエピソードでまたなんとなく親しみを感じる話に。エピソードは新島八重子の章で終わりますが、山本勘助の子孫だそうで、そういう点でも歴史だなぁと思ってしまいました。お茶を本格的に始めたのは50歳を過ぎてからのようなので、大河ドラマにはお茶の話はでないかな。2011/10/18