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京都 鬼だより

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784473036674
  • NDC分類 914.6

内容説明

古来、鬼となり果ては怨霊と化すのが学者の姿。浮世の万象を伝えるべく、心優しき鬼は語る。

目次

第1章 命のかたち(鹿を追う猟師山を見ず;鑑真と戒律;師もなく弟子もなく;仏教とは仏になることと見つけたり;牛祭の復活;『太平記』の仏教;無寺院仏教者;親鸞の謎;自然法爾の心;書を書く;鳥をみる;生物の滅亡;亀に学ぶ;小タヌキのこと;植物になる)
第2章 知の舞台(京都と奇人;「王様と恐竜」のフランス公演;「ヤマトタケル」を観て;童心と勇気;碩学の憂い;怨霊になる覚悟;中世が襲う;ショスタコーヴィチを聴いて;怨霊となった正成;能は救済の劇である;林屋史学追慕;千作氏の文化勲章を祝う;三人の不幸な作家;『源氏物語』と能;出雲神話を見直す;野蛮人の出現を望む;松は語る;オノコロ島を訪れて;太郎復活す;「守破離」の美術館)
第3章 思索の道行き(ミネルバのフクロウ;あの世に別宅を;愚民主義の時代;西の学園とし;地球の異変に思おう;哲学の道;知識に飢える;閑暇の価値;言葉は存在の家である;三点せっとの思想;背後世界者;上田教育学の志向するもの;エジプトの衝撃;奴隷の学問;日高氏の死を悼む)
第4章 智に働けば(戦争を嫌う;初めに選挙ありき;旗が嫌い;民主主義と独裁者;京都創生計画について;チャーチルの回顧録を読む;平和志向の徳川政権;保守リベラル;ペンはむなしからず;平和的国護り;「脱亜入欧」から「帰亜親欧」へ)

著者紹介

梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年、宮城県生まれ。哲学者。京都大学文学部哲学科卒業。1992年、文化功労者。1999年、文化勲章受章。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長などを経て、現在、同センター顧問。日本ペンクラブ会長も務めた。主著に『隠された十字架』(毎日出版文化賞)、『水底の歌』(大佛次郎賞)、『ヤマトタケル』(大谷竹次郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)