ブォ・シャマニズムの現在―内モンゴル・ホルチン地方の新地平

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ブォ・シャマニズムの現在―内モンゴル・ホルチン地方の新地平

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  • サイズ B5判/ページ数 739p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784434245220
  • NDC分類 163.9
  • Cコード C3039

内容説明

シャマニズムは「信じる」「信じない」を超えて確かに存在する。霊界の守護霊は、シャマンにとって、現実の存在であり、日々さまざまな形でコミュニケーションが行われている。現在、中国内モンゴル東部のシャマニズムは、様々な変化に直面している。伝統的な本物のシャマンもいるが、非正統的なシャマンもまた、時代の特徴として存在している。かくして、シャマニズムはこれまでなかった勢いで、多彩になってきている。本書は、現地の人々の日常実践を忠実に記録し、その具体像に迫る。図版、写真資料327枚を収録。

目次

第1部 ホルチン・シャマニズムの再活性化の具体像(研究目的と研究史;ホルチンの歴史とシャマニズム;今日のホルチン地方;ホルチン地方の伝統的世界観;成巫過程;ブォの治療実践)
第2部 ホルチン・ブォの装束・道具と神々の祭祀(ホルチン・ブォの装束・道具;神々と守護霊の供犠祭祀;ホルチン地方のシャマニズムの再活性化のもつ意味―伝承と変容のはざまで)

著者等紹介

薩仁高娃[サランゴワ]
1973年、中国内モンゴル・ホルチン地方のジリム・アイマグ(盟、現通遼市)ジャロード旗に、教諭夫妻の長女として生を得る。1996年、西北民族学院(現西北民族大学)モンゴル言語文学部卒業。内モンゴル人民広播電台勤務を経て、1999年11月に長年の念願だった日本へ留学。2001年3月、東瀛学院日本語科を卒業。2005年3月、東京学芸大学大学院教育学研究科社会科教育学専攻修士課程修了。2011年3月、千葉大学大学院社会文化科学研究科日本専攻博士後期課程修了。学術博士。慶應義塾大学文学部準訪問研究員、千葉大学人文社会科学研究科特別研究員、千葉大学非常勤講師を歴任。現在、株式会社カイクリエイツ、スピリチュアル専門書店ブッククラブ回研究員。文化人類学、医療人類学、感覚の人類学の視点でホルチン・シャマニズムを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

15
博論が元。医療人類学的アプローチで内モンゴル・ホルチン地方のシャマニズムに迫る。ブォ(シャマン)による病気治療の様子を参与観察して、その流れをかなり詳細に記述している。ブォが守護霊を招請し守護霊がブォの体に降臨するとブォはトランス状態に入る。守護霊はブォの体を使って患者の脈をとったりサイグ(呪薬)を処方したり様々な治療実践を行う。守護霊が体から退出した後、ブォは苦痛に襲われる場合が多いとのこと。トランスに入って、一端、魂が体から抜けてまた戻るので、体に負担がかかるようだ。(トランスの写真も豊富)。TBC2021/10/02

Gowa Saran

1
シャマニズムの世界について細かく書いています。2019/09/12

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