内容説明
彼らはなぜ『箱根』を目指すのか。「ライバル校はいない」。そう豪語する史上最強校を前に、後輩の無念を背負った男は命の限りを尽くし、チームを総合優勝に導く。雪のハンディを払いのけ、北海道から頂点の箱根路を目指した若者たちの群像。
目次
箱根駅伝 勇払から箱根路へ(長岡孝之物語―第六十五回~六十七回箱根駅伝走者(元東海大学駅伝部主将)
浦幌高校の閉校)
浦幌から箱根路へ(竹島克己―第五十二回~五十五回箱根駅伝走者(元順天堂大学駅伝部主将)
大越正禅―第五十二回~五十五回箱根駅伝走者(元駒澤大学駅伝部主将)
浦幌町出身の二人のランナーの心の襷・絆)
恵庭南高校より箱根路へ(長谷川夏樹―第七十五回~七十六回箱根駅伝走者(元法政大学駅伝部員))
スポーツ雑感(絶対はない;元巨人・岡田展和氏;回想・日韓W杯サッカーボランティア;恵庭南高校スキー部;恵庭南高校新体操部;全道唯一の体育科併置校恵庭南高校 公立学校中、全国大会出場者数、全道トップ!;世界に翔く下川ジャンプ少年団;拳に皆の夢をのせて(内藤大助との出会い)
長野冬季五輪敗北から再びW杯で優勝―堀井学、栄光と挫折、そして復活)
著者等紹介
久光原[ヒサミツゲン]
1960年北海道士別市生まれ。名寄高校、獨協大学卒。進学塾、中・高全日制教諭を経て現在、恵庭南高校定時制英語教諭。2002年日韓ワールドカップボランティア。JICA(国際協力事業団)教員短期研修でベトナムに派遣される。2008年教員社会人研修で一年間ホテルに勤務。2012年「とまみん文学賞」佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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