内容説明
地味OLの七緒は、お見合いを数日後に控えたある日、運命の出逢いをする。相手は、和装の美男子!でも、彼にはすでに決まった相手がいるらしい。失意のまま七緒がお見合いに向かうと、そこにあのときの彼が現れて…!?素直になれない二人の、結婚からはじまるじれじれ恋愛ストーリー!
著者等紹介
葉嶋ナノハ[ハシマナノハ]
東京都出身。2009年1月にwebサイト「はななぬか」を開設、小説を書き始める。2012年「金曜日はピアノ」にて第5回アルファポリス恋愛小説大賞を受賞。2013年に同作で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絳楸蘭
14
webで読んで、気になっていたものの書籍化。そこまで拗れないんじゃない?って思うけど、七緒さんが話すの苦手なのと壮介さんがちょいと秘密にし過ぎたから仕方がないか…。七緒さんの気持ちもわかるから、もっと攻めろー!って言えないんだよねぇ。それでも、七緒さんが勇気を出したから前に進むことができたんだね。気を使うことができる壮介さんは超優良物件だったね。お着物を着れる人に憧れる〜。2015/01/12
つっきー
7
★★★+ 和風女子と和装男子の素直になれない新婚生活。ご飯がやたら張り切ってる感じで、ほんとに家事とか出来ない子だったのかは謎だけど。着物の豆知識が読めて面白かったし、素直になれなくてすれ違うのももどかしかったな。主人公の性格なのか、物語そのものがゆったりと流れている感じでほのぼのさせられた。両家の両親もいい人ばかりで、ざわっとする場面もあんまなかったし。2017/11/25
のぞみ@道東民
6
☆42016/06/01
Haruharu
3
★★★★☆しっとりとした和風?な感じでとってもよかった。鎌倉×和装男子×着物女子×和菓子店。契約結婚なんだけど、ヒロインとヒーローの両方の思いがわかってるから読んでると余計切ないし、もどかしい。ヒロインが少しづつ歩み寄りたいと勇気を出したときに邪魔が入るのよね〜。最後のヒーローの告白がいい。そんなに求められていたなんて女冥利に尽きる。初作家さんなんで期待してなかったけどとっても面白かった。2015/09/07
一条梓(アンフィトリテ)
2
図書館で借りました。