内容説明
秀乃の週に一度の楽しみは、和風雑貨のお店で小物をひとつ選ぶこと。そして、その時いつもやってくる“あの人”の姿を見ること―着物が似合いそうな、年上の彼を見つめることしかできない梨乃。そんなある日、彼女がうっかり店で皿を割ってしまったのをきっかけに急接近。胸ときめかせる梨乃だったけれど、彼は突然、陶芸の道を勧めてきて―?筋金入りの不器用女子と情熱あふれる陶芸家、ピュアすぎる二人の大人のラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruharu
4
★☆☆☆☆再読。陶芸家のヒーローとその陶芸教室に通うヒロイン。陶芸に興味が湧かないからか、ヒーローが焼物に話し掛けるのとか、無理。ラブラブ要素はなくヒーローに振り回されて一喜一憂する気の毒なヒロインの印象しかない。2015/11/03
のいじぃ
4
読了。陶芸と恋愛を絡ませた両方の成長過程が丁寧に書かれているので好感が持てました。梨乃の不純な動機も片思いから両想いになった後の成長が微笑ましかったです。哲美も陶芸馬鹿なだけあって、笑わせてもらいました。魅せるところはちゃんと魅せているのも良かったです。周りが良い人ばかりで刺激は少な目ですが、春らしくほっこりした気持ちにさせられました。二人を祝福したくなる一冊。文章も落ち着いていて良い読み物でした。2012/03/29
一条梓(アンフィトリテ)
3
図書館で借りました。
満月-ya
3
★★★☆☆ 文章も設定も、しっとり落ち着いた感のある物語。この手の本(和製ハーレクイン系)としては、現実に寄り添った書き方をする作家さんですが、そこが良い点でもあり弱点でもあり。現実に近いからこそ、哲美のキャラとか、これはないわ~という部分が目立って残念。うんとぶっ飛んでるお話なら、現実と比べることもないんだけど…。2014/06/18
thistle
3
★★☆2012/07/03