内容説明
季節の移ろいを記した山歩きのフィールドノート。そこから生まれた本書の、自然と生き物の詳細で繊細な描写は、色彩と音の臨場感に満ちています。視覚による観察だけでなく、聴覚を通して広がる自然への感性は、空間的に、そして時間的に、奥行きのある自然の姿をあなたに伝えます。
目次
尾根道へ
山の鳥たち 一月七日
風の音 一月十二日
ルリビタキの青空 一月二十五日
メジロの鳴き声 一月二十六日
シロハラの採餌の音 二月五日
風に鳴る梢 二月六日
春の兆し 二月十六日
ウバタマムシの光沢 二月二十五日
ふたたび、ウバタマムシ 三月七日〔ほか〕
著者等紹介
内田正吉[ウチダマサヨシ]
1965年埼玉県生まれ。埼玉県農林部職員を経て、フリーな立場で主に昆虫分野の自然環境調査に関わってきた。人と自然との関わりに興味をもっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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