内容説明
最愛の妻の死に打ちひしがれた日々。共に過ごした愛の記憶を手繰るように懸命にペンを走らせた。それは、いつの間にか天国の妻に捧げるラブレターとなった。
目次
妻の死が現実のものであろうとも
苦闘
発症
発語の苦労
発奮
リハビリ
退院
「あなた」と呼んでくれた
平穏の日々
脳トレーニングなど〔ほか〕
著者等紹介
鮫嶋宗光[サメジマムネミツ]
1938年鹿児島県生まれ。1960年鹿児島大学理学部を卒業後、東京・田無の電気試験所(現・茨城県つくば市の電子技術総合研究所)にて半導体研究の研修などを経て、国際電気(株)(現・日立国際電気(株))で半導体関連の業務に従事。1975年静岡県浜松市の日本楽器製造(株)(現・ヤマハ(株))に転職、半導体LSIの開発・製造を手掛ける。1990年退職し、前職とは全く異質の職業などに就き、現在に至る。1994年ごろから、全国文芸同人会のコスモス文学の会に作品を多数投稿し、新人賞を数回受賞する。静岡県磐田市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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