内容説明
「沖縄ブーム」は「バブル」だったのか!?―沖縄経済が真の意味において自立できる経済体制、システムの構築を提言する。
目次
序章 ゆらぐ沖縄県産品“シークヮーサー考”(シークヮーサー問題の経緯;文献等によるシークヮーサーの定義 ほか)
第1章 沖縄自由貿易地域論(沖縄自由貿易地域の陥穽;条文同士のバッティング ほか)
第2章 保護政策のゆくえ(保護政策が自国産業を滅ぼす;県単一JAおきなわが意味するもの ほか)
第3章 沖縄の自立経済に向けて(米国同時多発テロの教訓;モノづくりの意義 ほか)
終章 どうなる沖縄経済どうする沖縄経済(仕組まれた沖縄の経済政策;ケインズ経済学への誤解 ほか)
著者等紹介
高良守[タカラマモル]
1968年沖縄県那覇市に生まれる。1988年地元沖縄大学短期大学部へ入学、同年派遣留学生としてハワイパシフィックカレッジへ留学。約1年数ヶ月の留学後、沖縄に戻り沖縄大学短期大学にて教員免許を取得するも、沖縄大学法経学部へ編入。卒業後、大学在学中から勤めていた予備校英語科講師をするが、1996年に琉球大学大学院・人文社会科学研究科・地域文化専攻・嶋嶼研究領域へ入学。1998年3月大学院修了。同年3月より沖縄大学時代の恩師が代表取締役専務を務める(株)沖縄県物産公社(海外事業部)へ入社するが、2001年7月に退社。同年同月、その大学の恩師を代表として(株)沖縄物産企業連合を立ち上げる。現在、(株)沖縄物産企業連合海外事業部にて沖縄県産品の海外輸出や、沖縄県産品の原料を海外より輸入する業務に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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