内容説明
中世において騎士はどのような活躍をしたのか。ギリシア火やあぶみの開発が戦況に与えた影響とは。ビザンツ帝国の盛衰から百年戦争まで火器が広く利用される前の戦闘の姿とは。騎兵や歩兵の活躍、新兵器の開発、海戦の全容など、中世にさまざまな進化・発展を遂げた戦闘のすべてを読み解くシリーズ第2巻。十字軍、ノルマン人、イスラーム勢力、ヴァイキングの隆盛、ヘースティングズ、バノックバーン、アジャンクールの戦いの詳細、各地の戦略地図ほか、当時の様子を伝えるイラスト・図版を多数収録。
目次
第1章 歩兵の役割(初期の歩兵;カシリヌムの戦い ほか)
第2章 騎兵・戦車など(蛮族の騎兵;フン族の騎馬弓兵(五~六世紀頃) ほか)
第3章 指揮と統率(部族と封建制度;部族の構造 ほか)
第4章 攻城戦(古代の攻城戦;ヨーロッパ中世初期 ほか)
第5章 海戦(中世初期の地中海;ギリシア火 ほか)
著者等紹介
ベネット,マシュー[ベネット,マシュー]
文学修士、古物研究協会会員、王立歴史協会会員、サンドハースト王立陸軍士官学校の上級講師。十字軍と中世の戦闘についての著作多数
ブラッドベリー,ジム[ブラッドベリー,ジム]
歴史講師をつとめた後、1993年より著作に専念
デヴリース,ケリー[デヴリース,ケリー]
メリーランド州のロヨラ大学歴史学教授
ディッキー,イアン[ディッキー,イアン]
12歳で見たローマ軍大砲の挿絵で軍事関係に興味を持つ。古代協会委員で、「Army&Navy Modelworld」「Military Hobbies」の編集者をつとめた。現在は「Miniature Wargames」誌の編集者
ジェスティス,フィリス・G.[ジェスティス,フィリスG.]
南ミシシッピー大学中世史准教授。カリフォルニア州立大学で古代史と中世史の講師をつとめていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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