図説 中国文明史〈9〉明―在野の文明

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422202600
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0322

内容説明

理念を棚上げし、規制に囚われず、実利を優先、繁栄を謳歌するなかで、都市は爛熟に向う。

目次

第1章 専制集権の明王朝(入念に設計された帝都;皇室の生活 ほか)
第2章 火器の全盛時代(先進的な軍事装備;守りの軍事戦略)
第3章 海と陸の選択(辺境の開発と管理;明王朝の対外関係)
第4章 商業の発展と社会生活(食糧の生産と輸送;手工業の発達 ほか)
第5章 文化の伝承と刷新(教育の重点としての科挙;学術文化の発展 ほか)

著者等紹介

稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
早稲田大学文学学術院教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授。これまでに、北京大学考古系交換研究員(84年)、南開大学東方芸術系客員教授(85年)などを兼任。中国古代学が専門。他に、「三星堆」展、「紫禁城の女性たち」展、愛知万博グローバルハウスの中国文物展など、数多くの展覧会の監修も務める

劉〓[リュウイ]
中国文物交流センター主任助理、中国文物学会秘書長・常務理事などを歴任。歴代皇帝の陵墓制が専門。国家文物局の文物辞書シリーズの編纂メンバーの一人

王莉[オウリ]
中国文物報社の副刊(特別版)の編集主事。歴史学修士・副研究員。明代軍事史の研究を専門とし、近年は、主に文物報の編集に携わり、その方面の発表論文は数十篇にのぼる

児島弘一郎[コジマコウイチロウ]
早稲田大学大学院文学研究科中国語・中国文学専攻博士課程単位取得退学。中国政府給費留学生として復旦大学中国語言文学系に留学。現在、早稲田大学非常勤講師・中央大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ろーじゃ

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明朝は、中国史の概説書だと清朝とセットで扱われる事が多く、とりわけ文化史の項目では、唐や宋に比べて扱いが小さいと感じる事がしばしばありました。しかし本書では、明代の宮廷・武芸・学術文化の図がふんだんに使われており、明朝独自の文化イメージを形成するのに、大きく貢献しています。個人庭園や家具が流行したのは、本書で初めて知りましたね。2012/10/28

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