内容説明
アダム、エバ、アブラハム、モーセ、ダビデ、ソロモン、イエスなど、旧約＆新約聖書の魅力的な登場人物１００人を、有名絵画や個々の家系図とともに解説。聖人や罪人、預言者、さまざまな親子、イエスの弟子、多くの女性たちが織りなす壮大なドラマの歴史的・文化的背景を浮き彫りにする格好の案内書。
著者等紹介
ネッテルホルスト，Ｒ．Ｐ．［ネッテルホルスト，Ｒ．Ｐ．］［Ｎｅｔｔｅｌｈｏｒｓｔ，Ｒ．Ｐ．］
クォーツ・ヒル・スクール・オブ・セオロジー（Ｑｕａｒｔｚ Ｈｉｌｌ Ｓｃｈｏｏｌ ｏｆ Ｔｈｅｏｌｏｇｙ）の創設者で、学務担当副学長。同校で聖書学および聖書語学の教授も務める。カリフォルニア大学ロサンゼルス校の大学院で古代セム系言語を専攻。多数の学術論文のほか、ＳＦ小説の著作がある
山崎正浩［ヤマザキマサヒロ］
１９６７年生まれ。慶應義塾大学卒。２００４年、聖公会神学院（英国国教会系の神学校）卒。２００４～２００６年、日本聖公会東京教区勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ケイ
79
旧約から新約まで主だった人物を絵とともに紹介。最初はアダムから、族長時代、イスラエルの12人の息子たち…出エジプトとカナン征服…捕囚時代…旧約外伝、その後に新約の人物が続く。新約の方が馴染みが深いからか、読みやすい。旧約の紹介の最初の方は、大変に罪深い人物が多かった。息子イサクを殺そうとするアブラハム。イサクの妻は息子の中でもお気に入りの弟ヤコブに長子の祝福を与えるために夫を騙す。ヤコブは、義理の父に騙され結婚したかった相手の姉と子供を作ってしまう。その子らがイスラエルの12部族の祖となるのだから驚く。2015/03/15
優希
59
創世記のアダムとエバから始まり、イエス、マリア、12使徒など100人にも及ぶ聖書に出て来る人々を家系図と絵画と共に紹介しています。聖書は何度も読んでいるので馴染み深いはずなのですが、改めて人物にスポットを当ててみると意外と知らない側面もありました。カソリックに準じているのか、続編の人物も網羅しています。登場人物から聖書の物語を紐解いていくのも面白いものです。2015/12/03
シャトル
40
アダム＆エバからキリスト、マリア、そして12使徒、聖書に登場する100人の人物記。関連する絵画はオールカラーで挿し込まれている。家系図つきで人々の結びつきを知ることができる。登場人物の人生から聖書を貫くテーマ「愛」を見てとれる。 2009年に翻訳発刊2015/02/14
OKKO （o▽n）v 終活中
5
図書館 ◆旧約から新約まで、楽園を追われた二人からイエスとマリア、イスラエルの王たち、使徒たち、聖人たちetc.を、オールカラーで名画を添えて大判各見開き2ページで紹介 ◆キリスト教文化の中で生きてこなかった自分にとって、聖書の物語は、特にその登場人物の多さや独特の行動原理に翻弄されるばかりでなかなか理解しがたいもの。そこで強い印象を残すエピソードをさらに補強してくれるこうした「絵本」は、つまるところ「文字の読めない者のための聖書」であって、理解促進にばっちりというわけだ！ ◆一応通読。また必要に応じて。2016/05/24
まさやんやで
0
図書館で一気読み。聖書の中の人物にとても興味あります。 宗教画が好きなので、人物の肖像を見ながらその経緯などを楽しめる本になっていました。2016/04/16
