ほたるの本
欧州ガラス紀行

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784418062409
  • NDC分類 751.5
  • Cコード C0026

内容説明

モーゼル、ボヘミア発・森林のガラス。バカラ、威風堂々たる王者のクリスタル。ロブマイヤー、世紀末ウィーンの輝き。―ガラス工房に今も息づく職人技と歴史を訪ね、類い稀な逸品を収蔵するミュージアムを巡る工芸紀行。

目次

第1章 モーゼル(チェコ) 森が育んだカリガラス
第2章 バカラ(フランス) クリスタルの覇者
第3章 ロブマイヤー(オーストリア) 世紀末ウィーンの輝き

著者等紹介

南川三治郎[ミナミカワサンジロウ]
写真家。1945年三重県生まれ。東京写真大学卒業後、大宅壮一東京マスコミ塾・第1期出塾。パリを拠点にヨーロッパの“人と文化”に焦点を当て取材活動をするフォトグラフィック・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momonnga

6
ガラス工芸品はどれも繊細で美しく見て楽しめた。チェコのモーゼル、フランスのバカラ、オーストラリアのロブマイヤー。どの作品も素敵でした。この本を読んでて1番驚いたのは本に紹介されているパリのメゾン・バカラに自分が行ったことがあった事。フランス旅行のツアーで行ったのを忘れてたけど不思議の国のアリスをモチーフにした大きな椅子がメゾン・バカラの玄関に飾ってある写真を見てなんか見た事あるな…と記憶が蘇ってきた。自分の身長より大きくて座面を見れない椅子…どうやって掃除するのか気になったのも思い出した。幸運を呼ぶクリ2023/07/06

はせこー

6
ガラスってデザインがより輝く。 シャンデリアの美しさは芸術! 写真が多く、読んでて楽しい一冊。2014/09/27

綵(あや)

4
図書館で工芸の棚で目にして借りてみました。 ベネチアングラスに対抗してボヘミアで生まれたカリガラスのモーゼル、フランスで花開いた透明度の高いクリスタルガラスのバカラ、ウィーンでハプスブルク家の庇護を受け進取の気質を発揮したカリガラスのロブマイヤー。 一部白黒写真だったのが残念だけど、写真と解説の分量が程良く、それぞれの個性豊かな美しいガラス作品を堪能することができました。 複雑で細やかな装飾、それを施す手技の極み。素晴らしいです。まさに芸術品。2018/08/15

るるぴん

3
モーゼル(チェコ、カリグラス)、バカラ(フランス、クリスタル)、ロブマイヤー(オーストリア、カリグラス)が取りあげられている。写真家として欧州を得意としているらしく、解説もツボを押さえていて自分には役立つ内容だった。製作過程を取材した写真などもあり、興味深い。取りあげられている作品が一級品ばかりで目の保養。かつて行った旅先は、こういう知識を学んでから旅行していたら、景色やお店もひと味違って見えただろうに。何事も深みを持って楽しむためには教養が大事だと再認識。2017/12/16

AR

3
写真のガラスが本当にキレイ……。文章も要点をまとめて分かりやすい。とりあえず、の本になる。観賞用としても最適。2012/11/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/665398
  • ご注意事項