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- > 成美堂(光風社出版)
内容説明
兄頼朝の挙兵に応じて源平合戦にはなばなしく登場した源義経は、源氏の総大将として、木曽義仲を討ち、平家を一の谷、屋島、壇浦に討って、鎌倉政権の樹立に大いに貢献した。しかし、そのおわりは、はかなく、かなしく、あたら31歳のいのちを、奥州衣河に散らした。本書は、悲劇の武将源義経の生涯を、『義経記』にもとづいて描き、日本人の心の奥底にひそむ義経像を浮き彫りにする。
目次
義朝・常盤の都落ち
遮那王誕生
金売り吉次―遮那王、鞍馬を出奔
九郎義経と名のる
心の表と裏
最初の家来、伊勢三郎義盛
義経、秀衡と対面
鬼一法眼とその娘
熊野の別当、姫を掠奪
弁慶生まれる
弁慶悪行―書写山炎上
弁慶、義経と君臣契約〔ほか〕




