叛撃

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408593456
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

拳と蹴りが空気を切り裂く。肉を打つ重々しい音。荒くなっていく呼吸。戦う理由は本人にしか分からない。が、男たちは守るために生き、生きるために闘う。ハード・アクション短編集。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年、問題小説新人賞を受賞してデビュー。有段者でもある空手の描写力を生かした武道小説、ハードボイルド、伝奇小説など様々な分野を手がけている。06年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年、『果断』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

48
期待というか予想を裏切らない。さくさく読める。咲田さんが、マンガ的でいいキャラだと思います。2014/01/22

紫 綺

35
今野作品には珍しい格闘もの短編。空手バカ一代を彷彿とさせる。ハードボイルドの要素も匂わせつつ、緊迫感のある格闘描写は爽快だ。ムシャクシャする時に読めば、スカッとする一冊。2011/07/16

そのぼん

30
格闘を描いた短編集でした。やはり警察官は自分自身を守るためということもあって、格闘技とか、一歩間違えばバイオレンスみたいなものからは逃れられないんだろうな、と感じました。2012/10/13

tan

16
 空手や格闘技の知識がなくて分からない部分もあったけど、短編だったのでさくさく読めました。「探し屋」の所長がカッコ良すぎるくらい良かったです。2013/07/23

くまんちゅ

16
格闘技を題材にした短編集。あまり格闘技には興味がなかったのですが、こぶしとこぶしの応酬や格闘シーンは緊迫感があり楽しめました。著者の空手に対する思いみたいなものが伝わってきました。スカッとした結末の作品が多いので意外性はあまりありませんが、読んだ後に爽快な気分になれる作品。内海道場の道場主・内海剛造のキャラが良かった。2011/12/01

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